寒かった冬の影響でオオシマザクラの花も大分遅れて咲いていた三浦半島の現場で出会いました。名前が毒々しい上に形態もかなり特徴的なので私は幼少の頃から格別な感情を抱いています。

しかしながら、よく見ると一般的に関東平野で目にするマムシグサと全く違う点がありました。仏炎苞と呼ばれる妖艶な黒紫色の衣の中から長いムチのような突起が飛び出しています。来月は生態系のモニタリング調査の予定があるので種の同定をしてみようと思います。

妖艶怪奇なマムシグサ(?)がさらに好きになりました。