ドクダミです。「医者要らず」と呼ばれるアロエは海外から持ち込まれた外来種ですが、この草は日本に古くから自生する在来種です。アトピー皮膚炎に威力を発揮するということで大量に採取して陰干し後に、風呂で使っています。
摘みながら幼少の頃に祖父が煎じてくれたほろ苦いお茶を思い出します。
そのほかにも薬効はいろいろ伝えられていますが、天ぷらや油炒め、煮物にして食べることもできます。冬場は地下茎を煮物や炊き込みご飯に使うこともできるそうです。
同じドクダミ科に属するハンゲショウは絶滅危惧種に指定されています。
シナントロープ(人間との距離が近い生き物)の代表ともいえるニホンヤモリも、とうとう東京都区部では絶滅危惧種に指定されました。(多摩地区でも留意種となりました。)都市整備によって生育できる環境が減ってしまったことが最大の原因です。春日部にある古民家は余程住み易いようで雨戸を開け閉めするときに何匹かに遭遇します。生き物の恩恵にあずかっているのは我々人間なのかも知れません。写真のヤモリは今日も家の中の虫を食べてくれいます。大助かりしています。