日本による占領から独立して戦後70年の節目を迎えるインドネシアを訪れました。
首都のジャカルタ市内は高層ビルが立ち並び、トヨタ車やホンダのバイクが道路を埋め尽くしていました。ホテルや店舗の中は東芝や松下電工、シャープ製エアコンで寒いくらいに冷房が効いていました。そして、多くのトイレはTOTO製でした。
今回は、日本が残した戦争の爪跡を確認するためのジャカルタから飛行機と高速のボートでロンボク島の隣りにあるギリ・トラワンガン島まで足を伸ばしました。「トラワンガン」という島の名前は「トンネル」を意味するようで、島の中心部にある山を登ると日本軍が造った見張り用の地下壕や塹壕が多数残っていました。
戦争の当時に想いを馳せていると、平和なドラムの音が「サンセット」の砂浜から聴こえてきました。インドネシアの独立70周年はもうすぐです。