2020年1月6日

ちょうど50年前の1970年には日本万国博覧会がアジア初の大阪で開催され、当時の日本の人口の半分に相当する6,421万人もの人が「新しい日本の未来」に酔いしれました。

昨今では空き家やシャッター通り商店街の増加だけでなく、百貨店やショッピングモールの閉店なども話題になっています。一方では水道や道路、トンネルといった公共の社会インフラについても更新時期を迎えています。高度経済成長期に構築した社会システム全般を時代の変化に合わせて更新(アップデート)する必要があるのかもしれません。

今年は東京オリンピック・パラリンピック競技大会が新国立競技場を中心に国内各地で開催されるのに合わせて、トップアスリートのほかスポーツを愛する世界各国の観光客が日本を訪れます。オリンピック後の景気後退も懸念されていますが、人口減少や少子化、高齢化といった社会現象に応じて前例踏襲主義を排して「真の課題」に挑戦し変革する姿勢が求められていると感じています。

弊社は国連が推奨する持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指して仮説思考で地球規模での構想を練り、足下に集中して各種コミュニティにとって最適な打ち手を講じてまいります。

つきましては本年もよろしくお願い申し上げます。

CDP for SDGs