春日部市には自然素材を生かした産業の桐箪笥、羽子板、麦藁帽子等が盛んでした。戦後のライフスタイルの変化によって、荒物(生活用品)の概念とともに忘れられつつあります。山の持続可能な保全を行うためにも生物の多様性を保全するためにも国産の木材を市場に流通させる新たな仕組みが必要です。杉や桧だけではなく欅などの広葉樹もモウソウチクの脅威に怯えながら山に静かに眠っています。東京都も水源地の民有林買収を始めました。自然に触れるということは山に入ることではありません。
買い物など日々の行動でも“みどりの視点”を持ち合わせれば自然を保全することにも つながります。少し慣れて自然体になれたら身近な催しなどに参加をしても良いでしょう。 本物を見極めるのは長期的な鍛錬も必要です。
それを気付かせてれたのは先日買ったこの洗濯板。なかなかの逸品です。
ご購入は粕壁宿の田村荒物店さんでどうぞ。一回り小さいサイズもあります。
材質は桜のようです。