先輩経営者に薦められて『商家の家訓』(清文社)を読みました。

近江商人の「三方よし」の由来や江戸時代から数百年も続く老舗企業の歴史を詳しく知ることができました。特に寝具販売の大手である西川グループがかつては若草色の蚊帳を考案して大ヒットしたという歴史、その他の商社や百貨店の長い商いが続いた要因、イノベーションを生むための不易と流行との関係性が印象でした。全部を読む時間のない方には巻末のまとめだけでもお勧めします。

ようやく不惑の歳を迎える今年、もう一度読み返したい一冊です。