12月も半ばとなった日曜日の午後は、京橋で開催された読売新聞主催のシンポジウムに参加しました。紆余曲折を経て東京オリンピックの新国立競技場の着工式を無事に迎えた今日、偶然にも設計者である隈研吾氏の講演でした。木を使って設計した世界中の建築を紹介し、最後には古い木の文化を活かして新しい文化を創りたいという言葉で締め括られました。

写真はトヨタ自動車と住友林業が共同制作した、木造のコンセプトカー「SETSUNA」です。イタリアで開催されたミラノサローネでも展示された車体で、実際に走るのだそうです。新しいマイクロセルロースを含めて、これから再び始まる「木の時代」、気になります。