2012年6月2日

『全国路地サミット2012 in おがの』で開催されていた『埼玉の路地写真展』では埼玉県内にある総勢34箇所の個性的な“路地”が紹介されていました。

川越市、寄居町、大宮・・・、そのうちの一つに恩師が地道に関わった春日部市内の「庄和銀座商店会」がありました。「ろじ」と聞くと、茶庭の露地やロジスティクス(兵站)を思い浮かべますが、昔から路地には千年以上前からの人々が歩いた形跡だったり、所得の比較的低い商売人が挑戦する場所だったり、子ども達が日が沈むまで遊びながら人格を形成したりする幅広い機能があったという指摘もありました。神楽や歌舞伎など芸能と文化が脈々と受け継がれるまちで4回目を迎える路地ST.(ロジスタ)の前日でしたが、とても面白い内容の催しでした。

ちょっと地味な響きですが、“路地”を地域資源にしたまちづくり。とってもいいですね。