米国で盛んなイノベーションを更に喚起するための制度の一つにハーバード大学・ケネディースクールが主催する標記のAmerican Government Awardsがあります。

これは連邦政府・州・市政府などの政府部門での先駆的な取り組みを競い合うことでイノベーションを促すというものです。先日25の候補が発表されました。ここでは健康、福祉、環境や教育、経済政策などユニークな政策が選ばれていますが、中でも注目しているのが、ルイスビル市(ケンタッキー州)リトルトン市(コロラド州)の取り組みです。秋には5つに絞られて、優勝者(賞金授与)が決まる予定です。

わが国においても公的セクターが地域社会の改善をする取り組みが期待されますが、競い合うような表彰制度も行政サービスの品質向上を図るための一つの強力なツールなのかもしれませんね。

企業や市民も行政を批判するだけの姿勢からは早く脱却したほうが良さそうです。

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