7月も早いもので最終日を迎えましたが、2007年7月に創業した弊社は今月から17期目をスタートしました。
ビジネスを取り巻く環境は激しく変化しており、特に以下の3点が潮流として大きく影響していると考えられます。
(1)感染症が普通の社会
新型コロナウイルス感染症が「5類」に移行して「第9波」の発生は把握が困難な状態になっていますが、拙者も6月末に39度の高熱と頭痛、喉の痛みに苦しみました。
何度も打ったワクチンは何だったのか、重症化を防ぐ機能を果たしているのかなど甚だ疑問を憶えながら病床に伏しておりました。
2019年11月に発生したとされる新型コロナウイルスにとって、3密が当たり前となった現代の都市生活者は増殖に絶好の宿主となりました。
今後も新たな感染症の発生リスクは高まっており、警戒を強化する必要があります。
(2)自然災害が普通の社会
水害や土砂災害の被害に遭われた方には心よりお悔やみ申し上げます。
気象予報でも「線状降水帯」の発生について触れられることが増えてきました。
国内だけでなく、地球規模で豪雨による洪水や熱波による森林火災が増えています。
先日も国連は7月の気温が史上最高だったことに触れ、地球温暖化の時代が終わり「地球沸騰(Global boiling)の時代」になったと警告していました。
熱中症対策や自然災害への避難行動は、正常化バイアスを捨てて取り組む必要性が急激に高まっています。
(3)AIが普通の社会
この投稿は支離滅裂ながら人間が書いていますが、Chat-GPTをはじめとする様々な対話型AIが社会実装されつつあります。
今のところ専門性や創造性を要する業務に使用できるレベルではありませんが、オンラインで間違いを指摘すると訂正して一丁前に詫びる機能も備わっています。
著作権や個人情報保護、軍事利用のリスクなども孕みますが、人類が持続的に発展するための道具として有効に使用したいものです。
今期も上記のような表層の潮流だけでなく、深層を長期的な視野で捉えて業務に取り組んで参ります。